詩*「柔らかな、穏やかな夕暮れの光」

柔らかな、穏やかな夕暮れの光

 

取り繕うのが精一杯で
心から触れ合えなかった瞬間を思い出しては
後悔ばかりが胸を締め付ける夜がある

もっと愛で在りたかった
なのになぜそうでなかった

責める声、繰り返すイメージの暗がりの中

ふと遠くで娘の声が響く
明るさが心を通り抜ける
そうか、と世界は変わり始める

悪いことばかりではなかった
素晴らしいこともたくさんあった

蘇る記憶

優しく手をつないで歩く川沿い

笑顔でかけ寄る君を両手で受け止めた瞬間の
あの柔らかな、穏やかな夕暮れの光

 


ありがとうございます☆
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