随想と写真詩*「ここで終われる炎なら」

ここで終われる炎なら

 

警察署では不機嫌な事務女性が
窓口を間違えたお婆ちゃんに声を荒げていたという。

免許更新に行った妻はその一部始終に憤る
その話を聞く僕の胸に炎がちらつく。

この火はどこから?
妻、警察署員、その前、そしてその前は?

遡ればキリがない
原因の大海
それはあまりにも大きく
誰にも、どこにもたどり着けはしない。

たとえそうでも
ここでその火は終わらせよう

どこで生まれたものであれ

ここで終われる炎なら
それでいい

ここで終わってよいのだから。

 


写真詩「ここで終われる炎なら」


Thank you for reading!☆ この先は本日のフォト日記です(^^)

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